咀嚼の大切さ その2
酵素、酵素と夢中になって、
外から取り入れることばかりについつい目がいってしまい、
本来備わっている人間の機能を忘れがちになってしまいそうな、そんなワタシです。
まずは唾液という消化液の存在を一度見直すことも大切なのではないかと。
そう、思うようになりました。
それこそ本当の意味での、自然治癒。に通ずるのではないかと。
先日紹介したこちらの本。
生命医療を求めて―心とからだの不思議なしくみ
少し古い本になるけれど、とってもいい事ばかりが書かれてあります。
旦那さんの目指す医者像らしいですが(ちなみにまだ医者ではない)。
こちらの本の中にも面白い内容(常識なのかもしれないけど・・)が書かれていたのでちょっと紹介してみます。
『食物の消化は、消化管の所々で分泌される消化液中の酵素によって行われ、食物の種類や消化の経過に応じてそれぞれ、それに適した質と量の消化液が分泌されているのです。
一日に分泌される消化液の量は、唾液、胃液、すい臓、それぞれ1リットルから1.5リットルにもなるといわれ、その大部分は再び腸で吸収されますから損失にはなりません。』
『唾液の働きは、自律神経に支配されていますので、精神作用が直接影響しています。』
『咀嚼することによってパロチンという老化防止のホルモンも分泌されますのでミキサーにかけたジュースを一気にゴクゴクと飲むよりは一口ずつ味わって飲んだり、果物は噛んで食べる方がよいのです。』
『咀嚼することによってホルモンの分泌が盛んになる。顎や頬の関節の発達からも、若い時には特に固いものを咀む方がよく、この刺激はさらに眼球や脳にまで及んで、よき影響を与える。』
と、まあ、こんな事が書かれていました。
さらに精神面についてまで。
『胃液は怒りや悲しみで止まる。』
『人間は特に精神的影響にも左右され、恐怖や憤怒、悲しみの感情によって胃液は急激に停止するといわれ、乳牛でも激しい音を鳴らすと牛乳分泌が止まるので、穏やかな音楽を聞かせて、酪農成績をあげている』
『食事時には、楽しい、感謝のコトバ、明るい雰囲気が胃液分泌を高めると同時に、消化液の質まで影響を与えるということです。』
『「笑い」は腸の蠕動運動、消化、吸収をよくし、健康を招くなによりの特効薬であります』
『神経質な人や、営業関係の仕事等で平素から精神的ストレスがつよい人は、幽門(胃の出口の幽門括約筋)の緊張がつよくて、いつまでもバリウムが胃に停滞していて、胃もたれの原因になります。また逆に、イライラと焦り気味の人は、胃腸の蠕動運動が激しくてバリウムの通過が早すぎるので、胃で消化する余裕もなく消化不良の元になります』
『腸では、腸液の酵素によって党がブドー糖と果糖という、もっとも消化されやすい形にまで分解されます。第一段階の「唾液」が混じることによって、第二段階の胃液が働き、ある程度の形にまで分解したものに第三段階の作業が引き継がれていきます。始めの作業が不十分でありますと、次の工程の作業ができないので、その部品は未完成のまま廃棄されるのと似ています。
食事にはある程度の時間をかけて咀嚼すると、食べ物に唾液がよく混じって胃での消化を促すことにもなり、消化吸収に役立つのです』
『食事は心を落ち着けてから、感謝とだんらんの雰囲気の中でいただきさえすれば、その後はいちいち命令しなくても全部神秘な生理作用がオートメーションによって完全にいとなまれることになっているのですから、何よりの健康法であるといえます。』
もちろんこの著者は食事内容もとても重要だと述べていますよ!!
こーゆーのも、すべて、有害な老廃物の浄化につながることではないなかなぁ~と思いながら本を読んでいました。
だから、食事をとる時はゆっくりとよく噛んで時間をかけて
おいしいおいしいと感謝の気持ちを持って団らんしながら食べるのがいいってことかな、と自分なりに納得してしまいました!!
どんなに体にいいものを食べていても
怒りながらや喧嘩しながら食べていたら意味がないと。
笑顔で楽しくおいしいおいしいと言って
酵素たっぷりのローフードを食べたら
無敵だね!!!!
今日もヨロシク↓

